Mac、Windows、LinuxのデスクトップアプリでOpenRouterを使う
Mac、Windows、Linuxの無料デスクトップアプリからOpenRouterを使う方法。キーの作成、無料モデルの選び方、1日50回と1000回のリクエスト上限まで解説します。

このページの内容
OpenRouterはAPIなので、そのモデルを使うにはOpenRouterのキーを受け付けるアプリが必要です。Foxlは、Mac、Windows、Linuxで使える無料のデスクトップAIエージェントで、OpenRouterのキーに対応しています。openrouter.aiでキーを作ってFoxlに貼り付ければ、無料モデルを含むOpenRouterのどのモデルともチャットでき、ファイル、ブラウザ、ターミナルもすぐそばで使えます。
無料モデルで使うと、たとえばこうなります。Foxlがコンピューター上の議事録ファイルを読んでアクションアイテムの表にまとめ、同じチャットを、このガイドの後半ではiPhoneから続けます。

いちばん簡単な方法: 初回起動時に「OpenRouter で接続」
Foxl 0.8.2以降では、まだチャットに応答できるものが何もないコンピューター(モデルのキーも、ClaudeやChatGPTのサインインも、AWSの認証情報も、Ollamaもない状態)だと、初回セットアップの最後にモデルを接続画面が表示されます。OpenRouter で接続を押し、ブラウザでOpenRouterにサインインしてFoxlを承認してください。OpenRouterがキーを作成し、Foxlがそれをこのコンピューターに保存して、チャットはOpenRouterの無料モデル(openrouter/free)で始まります。無料モデルには1日の上限があります。
すでにキーを持っている、または先に別のモデルを設定したい場合は、同じ画面のキーを持っていますからキーを貼り付けられます。以下の手順を使えば、「設定」からいつでも同じことができます。

ステップ1: OpenRouterのAPIキーを作成する
- openrouter.aiにサインインし、Keysページを開きます。
- キーを作成します。OpenRouterから、名前とクレジットの上限(上限なしも選べます)を聞かれます。上限を設定しておけば、万一キーが漏れたときの手軽な安全策になります。
- キーをコピーします。キーは
sk-or-で始まり、Foxlもこれを確認します。
無料モデルを使うだけなら、クレジットは要りません。クレジットが必要なのは有料モデルで、クレジットを購入すると無料モデルの1日の上限も上がります(後述)。
ステップ2: キーをFoxlに追加する
- foxl.aiからFoxlをダウンロードしてサインインします。macOS 13以降、Windows 10以降(64ビット)、Linux x86-64(AppImage)で動きます。
- 「設定」を開き、モデル/プロバイダーを開きます。
- AIプロバイダーで、プロバイダーをOpenRouterにします。
- APIキーまたはトークンにキーを貼り付けて保存します。するとFoxlがOpenRouterの最新のモデルカタログを読み込むので、新しいモデルはFoxlをアップデートしなくても表示されます。
- デフォルトモデルを選び、プロバイダー設定を保存を押します。

チャットとメモリは、あなたのコンピューターに残ります。チャットで送った内容はOpenRouterとその先のモデルプロバイダーに送られ、それぞれのポリシーのもとで扱われます。
無料モデルだけを使う
OpenRouterの無料モデルは、IDが:freeで終わるバリアントです。サイトで一覧を見るには、モデルページを価格で絞り込みます。ほかにopenrouter/freeもあります。リクエストごとに、利用できる無料モデルの中から1つをランダムに選ぶルーターです。
Foxlでは、OpenRouterの設定で無料モデルのみをオンにすると、:freeのバリアントだけが一覧に表示されます。このスイッチはopenrouter/freeも隠します。IDが:freeで終わらないからです。ルーターを選ぶときは、スイッチをオフにしてください。
無料モデルの上限
OpenRouterは、これまでに購入したクレジットの累計に応じて、無料モデルへのリクエストを制限しています。
| クレジット購入額(累計) | 1分あたりのリクエスト数 | 1日あたりのリクエスト数 |
|---|---|---|
| 10未満 | 20 | 50 |
| 10以上 | 20 | 1000 |
OpenRouterは購入手数料のぶんを見込んで、9クレジットから高いほうの1日の上限を適用します。有料バリアントには、プラットフォームとしてのリクエスト数の上限はありません。残高がマイナスになると、無料モデルでも402エラーが返ることがあります。
自分の状況を確かめるには、FoxlのOpenRouter設定でアカウントパネルを開き、確認を押します。今日の無料モデルへのリクエスト数と上限、クレジット、このキーの利用額が表示されます。
クレジットを購入する
クレジットは米ドル建てで、OpenRouterのCreditsページで購入します。OpenRouterは、カードでの購入に5.5%(最低$0.80)、暗号資産での購入に5%の手数料をかけます。10ドル分のクレジットを買えば、無料モデルの1日の上限が1000に上がります。
無料モデルとあなたのデータ
OpenRouterによると、プロンプトを記録するプロバイダーや、ポリシーを確認できないプロバイダーには、プライバシー設定でモデルの学習をオンにしない限りルーティングしません。この設定は有料モデルと無料モデルで別々なので、無料モデルに個人的な内容を送る前に、無料モデル側の設定を確認してください。
iPhoneから使う
スマートフォンに専用のOpenRouterキーは要りません。スマートフォンから送ったメッセージはコンピューター上で実行されるので、キーはコンピューターに残り、スマートフォンに送られることはありません。
- コンピューターで「設定」を開き、接続 > モバイル/Webを開きます。状態が稼働中になっていれば大丈夫です。そうでなければリモートアクセスを有効化を押します。
- iPhoneにFoxlアプリをインストールし、同じアカウントでサインインします。ペアリングコードはありません。サイドバーのFoxl Agentの横に緑の点があれば、コンピューターに接続しています。
- チャットを開きます。サイドバーにはコンピューターのチャットが並ぶので(新しいチャットは表示まで少しかかることがあります)、デスクで始めたチャットの続きができます。
- メッセージ欄の下のモデル名をタップし、OpenRouterのモデル、たとえばFree Models Routerを選びます。この一覧はコンピューターのものです。スマートフォンは選んだモデルを覚えていて、スマートフォンからメッセージを送ると、コンピューターもそのモデルに切り替わります。
コンピューターはスリープせず、オンラインである必要があります。Androidでもfoxl.aiのAPKで同じように使え、ブラウザのapp.foxl.aiでも同じです。



よくある質問
OpenRouterと使う場合、Foxlは無料ですか?
はい。Foxlは無料でダウンロードでき、アプリ内で販売しているものはありません。有料モデルの料金はOpenRouterから直接請求され、無料モデルは1日の上限内なら費用がかかりません。
OpenRouterの無料リクエストは、1日に何回までですか?
クレジットの購入額が累計10クレジットに達するまでは、無料モデルは1日50リクエスト、1分あたり20リクエストまでです。それ以降、1日の上限は1000になります。これはOpenRouterの上限で、Foxlの上限ではありません。
FoxlにはどのOpenRouterモデルが表示されますか?
キーを保存すると、FoxlはOpenRouterの最新のモデルカタログを読み込みます。無料のバリアントだけを見るには、「無料モデルのみ」をオンにしてください。
WindowsやLinuxでも使えますか?
はい。Foxl Agentは、macOS 13以降、Windows 10以降(64ビット)、AppImageとしてLinux x86-64で動きます。
スマートフォンからOpenRouterのモデルを使えますか?
はい。コンピューターのFoxlでリモートアクセスをオンにし、FoxlのiPhoneアプリに同じアカウントでサインインして、スマートフォンのモデルメニューでOpenRouterのモデルを選びます(コンピューターもそのモデルに切り替わります)。チャットはコンピューター上で、あなたのOpenRouterキーを使って実行され、キーはコンピューターに残ります。